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 寝転んだ格好で、綺麗に色が分かれたチョコレートブラウンの頭が揺れる。形の良い指でヨハンの陰嚢をまさぐりながら、陰茎を扱いて先端を唇で吸い、舌で転がしている。
「じゅうだい……っ」
「ん?」
「やべぇ、そろそろ……」
「イキそうなんだよな。すっげぇ、かてぇ……」
 十代は喉の奥で軽やかに笑いながら、ヨハンの腹の上に跨って、血管が浮いた陰茎を手のひらで膣の中へ迎え入れた。温かい肉を直に感じる。首に両性の細い腕が回って、胸板に乳房がひとつ押し付けられた。耳の傍で聞こえる浅い吐息は、隠しようもない欲情を孕んでいる。女の喘ぎ声と男の呻き声が重なり合い、ひとつの声帯を使って鼓膜を刺激する。脳を突き刺す。柔らかい膣に、陰茎の根元まで締め上げられて、陰嚢が収縮したような気がした。
 男と女の腰を抱いて、射精の瞬間を迎える。子宮の奥へ気が済むまで精液を吐き出し終えるまで、雌雄同体の全身が、びくびくと痙攣していた。
「たまには飲んでくれたっていいのに」
 きっとおいしいのに、と言ったら笑われた。
「妊娠させられたら飲んでやるよ」
 十代は艶やかに笑って、『結婚の条件』を口にした。妊娠させたら、結婚してやるよ。子供がとっておきの秘密を取り交わすような、幼い口振りで言った約束だ。
 果てたヨハンの上で、腰を動かしながら顎を反らせている。彼ももう限界が近い。仰向けにシーツに押し付けて、正常位で揺す振った。
「十代、イキそうなんだよな?」
「んん、ヨハンっ、よはん、イくっ、も、あ……!」
 十代は唇をだらしなく半開きにして、背中を弓なりに反らせた。膣が窄まり、淫猥に痙攣する。気だるい中でゆっくりと抜き差しを続けながら、思わず呟いていた。
『うあぁ……きもちいぃ……』
 声が重なる。
「俺は幸せ者だなぁ」
「ふぁあ……ふとい、かたい、熱い、でっけぇ、腹が馬鹿になるぅ……」
「そんな誉めるなよ」
 十代の子宮は、『ひとり』の――普通の女の子よりも、小さな造りになっている。半分の男もまた同じだ。
「なんかすげぇ失礼なこと考えてるだろ」
 十代が憮然として、ヨハンの肩に噛み付いた。
「オレのが小さいんじゃなくて、お前のがでかいんだよ……かわいい顔して、なんだそれ。凶器だ」
「俺は普通だって、たぶん」
「そんな普通があってたまるか。ガバガバになって、ユルユルになったら、全部ヨハンのせいだ」
「そんなになっても、それはそれでいいんだ、全然」
「男はみんなそう言うんだよ」
 知ったふうに言う。
「いざそうなったら手のひらを返すんだ」
 どこでそんな台詞を覚えてきたんだろう。ふと、十代の半身の精霊が脳裏をよぎった。
 そんなことを言うが、小さな膣がきつく締め上げてきて気持ちがいい。女の胸も男の胸も、胸の先が色付いて勃っていた。胸が特に感じる性質をしているのを知っている。乳首を摘んだ瞬間に、十代が嬌声を上げて射精したのを、手のひらに掬って飲んだ。
「それって、美味いのか?」
「うん、美味い」
 正常位で、胸板と胸板と乳房を擦り合わせる。手を繋ぎ合って、脚も腕も蔦のように絡めて、ぴったりとくっついた。
「これ、すきだよな」
「すっげー、すきだ」
 陶然と、十代が言った。
 十代はその気になれば、自分で自分の子供を産むこともできるはずだ。一度指摘したことはある。悪趣味な冗談だと言いたげに顔を顰めて、
『気持ち悪いから、そんなのやだぜ』
 子供みたいにふてくされて、こう言った。
『ヨハンの子供がいい』
 かわいい奴なのだ。
 十代はふと思い付いたふうに、うつ伏せになって尻を上げた。女性器を両手で開いて、どこか白痴めいた表情で、うっとりと微笑んでいる。
「ヨハンは、後ろから、けだものみたいに乗っかるのが好きだよなぁ」
 注いだ精液が中から零れてくる。太腿を伝って流れていく。
「……すげぇ、すきだ」
 そう言って後ろから抱き締めると、動物に育てられた野生児みたいだとからかわれた。そこは『みたいだ』じゃない。
 温かい膣に包み込まれる感触が気持ちいい。精液を奥まで押し込むように、腰を動かした。十代が、自分だってけだものみたいに、腹を空かせた子猫が餌を催促するみたいに鳴いた。



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−「P.W.E」…<
arcen>安住裕吏 09.04.08−