
リ「ぼしゅ、このナゲット、いきてるよ…」
ボ「ナゲットはいきものなんだよ、にいさま」
リ「う、でも、ぬいぐるみだよ…どっ、どこいくのお? おれ、あんまりおそとでるとおこられるんだけど…」
誘拐。

兄ちゃんはねえ ボッシュが幸せなら世界なんか壊れちゃったっていいんだよ。
(最終兵器兄貴 兄貴語録より)

たまにおやしきにくるえるーおじさんはおとうさんのおともだちだっていってました。
えるーおじさんはいつもおれにやさしくしてくれて、今日もおれがずっとほしかったけどローディだからだめっていわれてたおっきなナゲットのぬいぐるみをくれました。
でもなんだかほんとにいいのかなあ。
おかえしにおれがねんどでナゲットのにんぎょうをつくってあげると、えるーおじさんはおへやのすみっこですわって泣いちゃいました。
お、おれなんかわるいことしたのかな…。

がんばって絵を描くと消える法則を発見した。

ボ「にいさま、これは?」
リ「うー、そ、そ…?」
ボ「「そら」だよ、にいさま」
リ「「ら」? ね、これ、「ら」って読むの?」
ボ「そうだよ、にいさま」
リ「えへへ、おれ、かしこくなった?」
ボ「うんにいさま、えらいえらい」
リ「えへへ…ね、ボッシュ。「そら」ってなに?」
ボ「おそらはね、ぼくたちのあたまのずっと上にあるんだよ。ずーっとずーっと続いてるんだ」
リ「ずーっと、どのくらい? おとうさんのおへやくらいおっきい?」
ボ「もっともっとだよ、にいさま」
リ「ひゃー…じゃ、おやしきくらい?」
ボ「もーっとだよ。ずーっとずーっと、おわりがないんだって」
リ「へー…うー、あたまいたい…」
ボ「にいさまっ、あんまりむずかしいこと、かんがえちゃだめ!」
リ「う、うー…」
ボ「それでね、おそらはあおいんだ。にいさまといっしょだね」
リ「おれといっしょ?」
ボ「うん、でもぼくも見たことない…おそら、いっかいでいいから見たいなあ」
リ「ボッシュ、おそら、すき?」
ボ「うん…でも、みんなにいうと、おこられるんだ。おそらなんかあるわけないって、こどもっぽいこと言ってちゃだめだって…」
リ「ボッシュ、こどもだよ?」
ボ「うん…」
リ「うー、へんなの…。ね、じゃあさ、こんどこっそりいってみようよ」
ボ「え? だだ、だめだよ! おこられるよ!」
リ「うん…じゃ、おれ、みてきてあげるね。おれいっつもおこられてるから、へいき…。ほんとにおそらあったら、ボッシュもつれてってあげるよ」
ボ「に、にいさまっ、ひとりでさきにいくのずるいよ。ぼくもいくよ!」
リ「えへへ…みつかったら、ボッシュのぶんもおれがおこられてあげるね」

ボ「にいさま、おしっこ…」
リ「しょーがないなあ、ボッシュはあ」

リ「ボッシュ、ナゲットはやっつけちゃだめなんだぞ」
ボ「しってるよお」

ボッシュにきらいっていわれた

にいさまだいすき

リ「ボッシュの髪は綺麗な金色だね」
ボ「べつに…どってことないよ」
リ「太陽の色だね。ね、もうすぐ空、見せてあげるからね…」
ボ「兄さま、俺…」
リ「ん?」
ボ「…いや、なんでもない。な、兄さま…このまま、帰ろうぜ。省庁区の空気は綺麗だよ。なにも空、開けることはないよ…」
リ「ボッシュ、空、見たくない?」
ボ「いや…どうだろ」
リ「おれ、見せてあげたいよ。ちょっとは兄ちゃんらしいこと、させてよ…ねえボッシュ」
ボ「……」

へんなの

おそろい

仔ボは人間にはありえないかわいらしい進化を遂げた後が見られます。
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