ドラクォ不定期プレイ日誌・リュウたんと愛しのエリー(略)

・第3話・
●月×日(地底は落下日和)

ええと、ボッシュにSOL禁止令を出されちゃいました…。
おれずうっとこのままでも良かったんだけどなあ…。
とにかく、そんなわけでおれたちはバイオ公社にやってきました。
が、なんかおれ、倒れちゃって、ボッシュに迷惑かけちゃいました…。
駄目だなあ、ローディーだから。
その間に変な夢を見ました。
なんか、アジーン?とか。
あとあの、「今だッ!今のうちにブラをッ!!」とか。いう声が。
聞こえた気がするんだけど…。
気のせいかな、ボッシュの声に似てたけど、彼はいつもどおりそっけない顔してるし、ただちょっとアンダーがごわごわするんだけど、なんでだろう。
うーん。
アプローチを通って、ぎりぎりリフトに間に合いました。
ボッシュとふたりっきりでリフトの護衛です。
ちょ、ちょっとどきどきするな…。
ボッシュはさっきから、おれの胸を見てとても満足そうな顔をして何度も頷いているんですが、なんでだろう。
なんか変なとこがあるのかな、おれ。うーん。
線路を見張っていると、ボッシュがやってきました。
気楽にやれ、って言ってくれました。
彼にそう言われると、ちょっとほっとしてしまいます。
でも、
「なあリュウ。おまえ、手柄を譲る気ない?」
ボッシュは、変なことを言ってきました。
おれが変な顔をしていると、どうやら彼は上手く伝わらなかったみたいだ、と思い当たったようで、言い直しました。
「俺のために働いてくれ」
…………。
こ、これは、もしかして、プ、プロポーズ……ッ?!
嘘だ、えっ、ほんと?
お、おれの勘違いだったら恥ずかしいな…。
で、でも、ボッシュはすごく真剣な顔なんてしてて、うわーうわーど、どうしよう!
「ボ、ボッシュ……」
「リュウ……」
ど、どきどきするよ、ボッシュ…っ!
でもそうやって見つめあってると、唐突にリフトが襲われました。
トリニティです。
い、いいところ邪魔して!許せない!
ちょっと集中砲火を浴びせてやりましたが、いかんせん相手は素早いので、ちっとも当たりやしません。
いや、おれが下手なだけなのかな…。
怒りと恨みだけは篭ってるんだけど。
今ならニエなしで呪砲だって撃てるさ。
「ちくしょう!ぶっ壊してでも止める気だ!」
ボッシュが、おれとおんなじような怒りの形相でそんなことを言っています。
そうしてるうちにランチャーで撃たれ、おれはばらばらになったリフトといっしょに宙に放り出されました。
「リュウ――――ッ!!」
ボッシュは線路に掴まって無事だったみたい。よかった。
でも、おれの方は駄目みたい。
どんどんボッシュが遠くなっていって、地下へ地下へと落ちていって、ああ、

罪状1:わざと体力1にしてへばってるボッシュにときめきながら、殺されるまで安全圏ではあはあ見守ってたり
罪状2:共同体でハニーハントしてみたり
罪状3:ずーっと一緒にいたい!なんていいながら何度も人生リセットに巻き込んだり
(その他諸々)

…やっぱり罰が当たったんでしょうか。
でもおれ、ボッシュに心配してもらえただけで、生きてた甲斐がありました。
最後の最後まで、おれ、ときめきっぱなしでゴメン、ボッシュ。
でも、おれはすごく幸せだ。(最終兵器ローディー調で)
後悔はない。

……。

『ときめいてるところ、悪いんだが』

えっ? は、はい! すみません。
暗いところを歩いていたおれは光に包まれ、声が聞こえました。
知らない声です。
おれが顔を上げると、真っ白な世界に、なんだか銀色の髪と赤い眼をした、全身タイツの男の人がいました。

『我が血に連なるものが、空を開く……最高の栄誉だとは、思わないか……』

……?

『……あ、まちがえた……すまない、今のなし。ええと、それがおまえに与えられたアジ―ンの力だ。死すべき時を見付けるがいい……あ、でも、できるだけ私より長生きしてほしい……親心的に……』

は、はあ。がんばります。

『では、またあとで……あ、ハンカチは、持ったか。クリオがすぐ近くにいるから、今のうちにきずセットを買い溜めしておくといい……。廃物遺棄坑、結構長いから……。下着はちゃんと毎日変えなさい。変な人には、ついていかないように。親似のオカッパとか、キタローとか、大体金髪の人には気をつけなさい。危ないから。ともかく、アジ―ンにいろいろ頼んであるから、言うことをちゃんと聞くんだぞ……』

……?
えっと、はい。ちゃんとききます。

よくわからないながら、そうしておれはやっと目を覚ましました。