お稲荷さんへ訪れたにんげんの旅人を案内する、架空の観光会社「オイナリ観光社」。スタッフの奈比(ナビ)狐、「狐今(ここん)」といっしょに、さまざまなお稲荷さんを参拝します。お稲荷さま巡礼エッセイマンガ「狐今とおいなりの旅」。おそらく描いた人が行きやすい京都が中心になると思います。
狐今(ここん)
架空の観光会社「オイナリ観光社」のスタッフの奈比(ナビ)狐。二足歩きができ、にんげん語も上手ですが、まだまだフツウのおきつね。経験を積んでいつの日か、ベテランの証・薬缶(=野干)のロゴが入ったよだれかけを支給されるのを、夢に見ているようで…。
白狐 濡髪童子
京都・知恩院の七不思議のひとつ「忘れ傘」──お堂の軒裏にそっと置かれた一本の傘に関わりのある、不思議な白狐。現在は、知恩院境内の高い場所にある「濡髪大明神」に、縁結びの神様としてお祀りされています。
白狐 葛葉(くずのは)
平安時代の陰陽師・安倍晴明の母狐。息子に正体がバレて信太森(信太森葛葉稲荷神社)へ帰ってしまいます。晴明の産湯井戸(復元)がある安倍晴明神社/安倍王子神社では、葛葉・泰名・晴明の家族三人が仲良くお祀りされていてホッコリします。
泰名/保名(やすな)
平安時代の陰陽師・安倍晴明の父親。人間のはずですが大阪・安倍晴明神社ではなぜかお稲荷様に(泰名稲荷神社)。理由はしれませんが、妻(狐)に寄せているのかなと想像すると、良い人なのだろうなという気がします。
旗上稲荷
大阪・阿部野神社の、旗を背負った姿が愛らしいお稲荷さま。たくさんの鳥居がクルリとめぐる不思議なつくりをしています。心静かに祈ることができる工夫や場所作りが心地よく、奉納された鳥居には「一旗上げた」大御所さんのお名前も。
名前 ???
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