27:「偶像崇拝」 |
「おや、起きた」 急に視界の中に、例のアレックス=E=ウォーカーが現れた。頭の下に柔らかい感触がある。彼は無造作に手を伸ばし神田の額に触って、まずまずという顔つきをした。 空気は冷えきって冷たい。雪と風は年代もののぼろの外壁に防がれていたが、忍び込んで来る冷気はどうしようもないようだった。埃のにおいがする。それに混じって、淡い花のような香りがした。アレンの香水の匂いだろうか。 「――! なんだ?!」 はっとして辺りを見回すと、いつのまにか例の異空間はどこかへ消え去ってしまっていた。ノアの姿も見えない。アクマもいない。神田のそばにはアレンと、それから大分離れてブックマンと駐在らしい格好をした男が幾人かいた。彼らは神田と同じような具合に倒れている仲間たちを介抱している。彼らは皆無事とは言いがたかったが、生きていた。目立った外傷もない。 神田はと言えば、何故かアレンの膝を枕がわりにしている格好だった。慌てて飛び退こうとしたが、上手く身体が動かず、床にごとっと頭をぶつける羽目になった。アレンが何か珍しいものでも見たような顔になったが、今はそんな場合じゃない。神田は頭を押さえながら、焦り混じりに彼に訊いた。 「あいつ……ノアはどうした?! あのアクマは――」 「え? 何がどうなってるのか、こちらが聞きたいですよ。こんな廃墟で三人揃って寝転がってて、駐在さんが見付けてくれなきゃ貴方がた危うく凍死するところだったんですよ。まったくもう、あとで絶対風邪ひきますよ。知りませんからね」 「寝転がって――馬鹿な」 神田は呆然と目を見開き、両手をじっと見つめた。あの粘ついた蜘蛛の糸はもうどこにも見当たらなかった。傷も見えない。急速に再生した後の、あの皮膚が張った感触もなかった。まるで元から怪我なんて身体のどこにもなかったようなふうに。 「生きている……?」 アクマとノアに追い詰められて、何故無傷で生きていられるのだろう。得体の知れない白昼夢か幻覚だったのだろうか。疑わしげな気分になって、天井を見上げると、急に外温のせいではない悪寒が神田に訪れた。 ホールから望む大階段の踊り場に、一枚の絵が飾られている。そのはずだった。さっきまでは確かにそこに、赤いドレスを着た少女の姿が描かれていたのだ。 だが今や、キャンバスはまるで数百年の歳月を経たように風化し、黄ばみ、汚れ、ただ静かにそのざらざらとした無地の表面を晒していた。なにも描かれていない画板が、ただそこにあるだけだ。 絵の中の少女が消えてしまっていた。 ノアに首を捻り千切られて、少女は『死んだ』。壊され、光の中に消えていった。 例のノアの娘もアクマも、何もかもが確かに現実であると神田は理解した。アクマが見せた幻覚ですらない。解らないのは、何故突然何もかもが消えてしまったのかと言うことだ。 「神田? 本当に大丈夫なんですか。とりあえず混乱しているようですけど、今は落ち付いて下さい。宿に戻って暖かい部屋で休むこと。立てますか?」 「……当然だ」 苦々しく吐き捨てて、神田は起きあがろうとして――愕然とした。全身まるで石のように硬直して、身動きが取れない。アレンはどうやらそれを見越していたようで、目を閉じて頭を振り、でしょうね、と言った。 「いくら体力馬鹿の貴方でも無理ですね……実はちょっと動けたらどうしようと期待してしまったのですが。半分身体凍ってます。何が起こったのか、考えるのは後にしましょう。ね?」 「うるせえ。動けねーはず無ぇだろ、戦場じゃ寝転がるのは死ぬ時だけだ――」 「はいはい、強がらないでいいんですよ。ここはもう戦場じゃありませんからね、このサバイバル馬鹿。何でもいいからさっさと休むんだよ」 「てめぇ、誰が馬鹿だ!」 相変わらずの減らず口だ。頭に来て怒鳴り掛け、ふとさっきのことが頭によぎり、やむなく神田は口篭もった。どうやら生きてまた顔を合わせる羽目になってしまったらしい。気は進まないが、アレンに言っておかなければならないことがあったのだ。彼が完全に信用に足りた訳では無いが、疑惑はほんの少し薄まったということを。 「……おい」 「なんですか。また文句ですか?」 「いや……違う。その、なんだ」 神田は口を引き結んで、アレンからすっと顔を逸らした。いざとなると声が出て来ない。大体神田は他人に謝罪したり、礼を言ったりする類のものが一番苦手なのだ。口が動かないのも無理もない。しかも相手はあの性悪のモヤシ男だ。神田が謝りなんかすれば、どんな顔をするかは目に見えている。 「お前に……言っておかなければならないことが、あった。その、す――」 「ああ、アレですか。『アレン、すきだぁー』って奴ですか」 「はっ?!」 神田は目をむいてアレンの顔を見つめた。彼は相変わらず表情に乏しく、冗談を言っているふうでもない。いや、冗談を言っている時でも彼の表情はあまり変わらないのだ。事実と悪ふざけは彼の中でおそらく等価値なのだ。 「なんの冗談だそりゃあ……!!」 「冗談って、貴方のことでしょうに。凍死し掛けながら、寝言で言っていましたよ。僕もまあ、いろんな意味でびっくりしましたが、ええ、なんか、まあ」 アレンはすっと目を神田から逸らし、 「……貴方僕の名前覚えてくれていたんですね。良かった」 何かをはぐらかすようにそう言った。 「な……言ってねえよ! んなこと! 嘘ばっか言ってんじゃねえ!!」 「僕も嘘だと思いたいです。だって僕男だし、貴方もまあ顔が顔だけにちょっと筋トレが行き過ぎちゃった女性に見えなくもないですが男だし、これがリナリーの寝言なら僕は天にも昇るような心地ですが、冗談……ですよ、ねえ……」 歯切れ悪く、アレンがぼそぼそ言った。彼は困惑しているようだった。そのせいで、リアリティというものが感じ取れた。神田は青ざめ、まさかまさか、と胸中で何度も反芻した。 まさかこのモヤシ男のことを、いや違うまさか。ただ少し後ろめたい心地がそうさせたのだ。そういう意味じゃない。 「ち、違う! 誤解だ。好きだって何だ。俺が言ったのはそう言うんじゃない! ただすまなかったと――」 「すまない? 貴方が僕にそんなこと言うはず……いや、でもまあ、「すきだ」よりは現実味がありますね。そういうことにしましょう。それがいいです」 アレンは無理に自分を納得させるように何度か頷き、ああびっくりした、と言った。 「長話してる場合じゃありませんでしたね。じっとしてて下さい」 言うなりアレンは神田をひょいっと肩に担ぎ上げた。華奢な身体つきをしていて、体力なんてまるでないようなふうで、口を開けば「僕は虚弱体質なので」なんて言う男がだ。唖然としていると、アレンは同じような調子で、だが幾分丁重に、同じく倒れているリナリーを抱き上げた。 「ブックマン、ラビはお願いできますか」 「当然だ。不出来な弟子ですまんな」 「ははは、何故貴方が僕に? 僕はサポーターです、エクソシストのためならこんなこと何ともないですよ」 アレンはこともなげにそう言って、危なげなく歩き出した。足取りはしっかりしていた。二人分の人間の体重を苦にしている様子もない。 「僕、割と力持ちなんですよ。持久力はありませんけど」 アレンが神田の目線に気付いて応えた。だが、神田としてはそれどころではない。これはあまりに情けない構図ではないか? 「は、離せ! 降ろせ! 俺はお前の助けなんざ必要ねえ!」 「貴方がたをサポートするのが僕の任務なんです。わかったらおとなしくしやがって下さい。暴れないで下さい。怒りますよ」 「ざけんな! この性悪腐れモヤシ野郎が! お前にくっつかれてると香水臭くて気分が悪ィんだよ!」 「……? 僕、香水なんて付けてませんけど」 「あ? じゃあなんだよ、これは」 「知りませんよ、そんなの」 「お前、いい匂いがする」 「…………」 アレンはきょとんとして、すぐに顔を渋いものに変えて、なんなんだろこの生き物、と言った。どうしてか、いつもの能面がちょっと赤く染まっている。 「どうせその気もないんでしょうけど、たち悪いですね貴方……」 「何のことだ」 「特に大したことではないです。貴方実はすごい女たらしなんじゃないかなって、それだけですよ」 「それはお前だろうが」 神田は仏頂面でぼやいたが、アレンは肩を竦めて「はいはいもう黙って下さい」と投げやりに言い、これ以上とり合う気もないようだった。何かと神経を逆撫でする男だ。 リナリーが目を覚まさない。彼女は誰の声にも反応せず、ずうっと眠ったままだ。 「神経に深い傷を負われている」 ブックマンがそう診断した。 「回復するまでには、長い時間が掛かるだろう。うちの未熟者は心配ない。今はただ寝こけているだけだ。馬鹿なので風邪もひかんだろう」 「――そうですか」 寝台に横たわったまま、神田は頷き、ぼんやりと手のひらを見つめた。大分自律が効くようになってきたところだ。持ち前の回復能力は、こんなところでも役に立った。何も怪我に限定される訳でもないのだ。 「アレンは?」 「鍼術で体調は戻っている。だが、元来丈夫な性質ではないようだ。人間としてもだ。我々エクソシストとは更に違う」 アレンは露骨なフェミニストらしくリナリーにつきっきりかと思いきや、割合良く動いてくれているようだった。彼はどうやら、誰かの世話を焼くという行為が好きなようだった。慣れのようなものが見えた。彼の養父が病に伏していたという話を聞いたことがあったから、そのせいかもしれない。病明けの身体で今は買い出しに行っている。 「……彼は何なのですか」 「あれは人間だよ。他の何でもない。――アレンを疑っているのか」 「……団服を着ないものを疑うことには慣れています。貴方や他のエクソシストたちすべてと同じく」 「しかしおぬしが人間に興味を抱くなど珍しい。初めてではないかね」 「……特別な意味はありません。ただ気に食わない点がいくつかあるだけです。あいつはアクマを破壊できる。それが解らない」 「気になるのなら、後でクロスにでも聞け。それよりも、もう落ち付いたかね。おぬしらと遭遇した敵、それがノアだったと?」 「……はい」 神田は口を引き結び、固い表情で頷いた。あんなふうに異質な人型を見たことがない。 ◆◇◆◇◆ 突如、男の腹を破って太い木の枝のようなものが現れた。黒く、いやにてかてかとしている。硬質の、金属を思わせるそいつには、太い毛が無数に生えていた。蜘蛛の脚に似ている。 転換をはじめた男はふいにぐるっと裏返って、床に寝転んだ。『脚』を張って身体を浮きあがらせた。裂けた腹の中から、無数の目が現れた。胴の部分に、例の白い顔型が嵌まっている。アクマの特徴とも言える、『呼んだ者』の仮面だ。 「来るわ!」 「おうさ! お手並み拝見と行きますかぁ! 火判!!」 ラビが槌を中空に浮かんだ文字の羅列に叩き付けた。スイッチが押され、業火が膨れ上がり、アクマを飲み込もうと燃え盛った。 『無駄無駄、無駄ァ! おイタさせるもんかぁ!』 ラビの火判がアクマを覆い尽くした。生まれた炎は、だがすぐに拡散していく。蜘蛛型アクマが吐き出した粘糸が火を防ぎ、視界を邪魔した。アクマは糸をバネがわりにして天井にくっつき、素早く踊り場を駆け上り、薄暗い廊下の闇に紛れてしまった。 『お前ら、侵入者だ! 妹姫さまのお散歩の邪魔をさせるな! ご機嫌を損ねるな!』 アクマの呼び声に応えて、急に気配が三つ生まれた。どうやら仲間を呼んだのか、耳障りな笑い声が響き渡り、空洞のような廃墟となった屋敷に吸い込まれていた。神田は抜刀した六幻を携え、消えたアクマを追い、照明もない暗い回廊へ飛び込んだ。自分の手足も見えやしないが、あからさまな殺意がいくつか空間を移動していることは容易に悟ることができた。 「雑魚どもが! 一体何の話をしている!」 かたちのないぼんやりした影に向かって怒鳴ると、嫌らしい含み笑いが返ってきた。彼らには、常のアクマどもにない、何かの確信めいたものがあった。自分たちが負けるはずがないという純粋な気負いがそこにあった。それは異質なものだった。アクマは快楽を貪るために人を殺す。 今対峙しているアクマたちには、例の趣味の悪い悪ふざけの気配が無かった。あの人間を見下した余裕と言ったものがない。アクマたちは何かをひどく誇り、同時にそれを畏れているようだった。 『エクソシスト、運が無かったな! お前らもうおしまいだ! 俺らにはノア姫さまがいらっしゃる! ロード様万歳! 妹姫さま万歳!』 『あれ、姉姫さまは? ここに来るってロードさま言ってたぞ』 『バッカ、姉姫さまがいらっしゃる前にこいつら片しちゃうんだよ! あの方俺らアクマに本気で容赦ないもん』 『うん、ホント怖い。俺前何にもしてないのに踏まれた。カカトでグリグリされた。姫さまって言うより女王さまだよな』 『サドでボインで女王様かあ……素敵だよなあ。あの奥ゆかしくて大人の雰囲気のある美人なお方が……』 『……お前誰の話よ? ノアの双子の姫さまだぞ? 姉姫さまロリ顔でぺったんこのかわいい系だぞ。胸はレロがこないだ風呂覗いて確認したらしい』 『マジか! あの野郎なんて羨ましい! あのロリコン傘! スケベステッキ! いやもうエロスティック!!』 意味の解らない不毛な言い合いを始めたアクマの気配を追ってすかさず一幻を叩き込むと、悲鳴と罵声が鳴った。どうやらピンポイントで当たったらしい。 『てめー、エクソシスト! コラ! 卑怯者!』 『今てんぱってんだから空気読めよ! 俺らのアイドルプリンセス・オブ・ノア! それもエンカウント率が極めて低いレア姫さまのあられもない姿を覗いた反逆者をどうしてやろうかって話に移るところだったんだよ!』 「うるせえ知るか! くたばれ!」 『エクソシストぶっ殺す!!』 アクマの罵声が重なって共鳴した。それが終わるか終わらないかのうちに、神田は首の後ろにちりちりとした悪寒を感じて、思わず息を飲んだ。まるでなにか巨大な生物が目の前で舌なめずりしているような、そんな怖気だ。暗がりは一筋の光もなく、なにも見えない。 ――さっきまでは、こんなにまで暗かったろうか? 割れた壁の隙間から差し込む光は? ふいに声が響いた。少女のものだ。 細く、甲高い。だが、神田はこれまで一度も、そんなにまで冷たい声を聞いたためしがなかった。 『楽しそうだねぇ、お前らぁ』 アクマどもの気配が硬直した。石のように動かなくなった。 神田へのあからさまな殺意がふっと掻き消えてしまった。おかげで位置が把握し難くなった。舌打ちをして六幻を構えなおすと、隣にふっと馴染んだ気配が割って入ってきた。 「ユウ! このお馬鹿、一人で突っ込む癖直せつったじゃんさ!」 「神田! アクマは……え?」 リナリーが驚いたような声を上げた。彼女は何がしかその場にそぐわないものを見付けたようだった。 顔を向けると、幼い少女がいる。神田たちよりも大分歳下だろう。しつらえの良い洋服を着て、棒付きキャンディを舐めている。彼女の顔は不機嫌に歪められていた。目つきは虚ろで、そこに感情の色は見て取れない。 「……あなたは? どうして子供がこんなとこに」 リナリーが声を掛けても、少女はまるで反応せず、舌打ちし、苛々と呟いた。 「僕の将来のお嫁さんにエロい目向けてくれてんじゃんよぉ。お前らもっかい死んどくぅ?」 彼女の声は誰かに掛けられたもののようで、だが誰にも届かないものだった。返事はなく、ただ重い、澱んだ沈黙があるだけだ。 いや、それは単なる静寂ではなく、畏怖から来る沈黙だった。アクマどもが急に押し黙ってしまったのは、他でもない、彼女を恐れているせいだ。彼女は危険だ。神田はリナリーを突き飛ばそうと動き、 少女と、目が合った。 「……お前ぇ?」 彼女の目には、あからさまな不快感があった。まるで玩具を取り上げられた子供が、不満げに相手を見遣るような感触があった。だが本当のところは何も解らない。 すぐ後には正体の知れないひどい眩暈が神田を襲った。それは一瞬で、神田から意識と自律を奪い去っていった。 ◆◇◆◇◆ 「――正直何が起こったのかは解りません。何故生きているのかも解らない」 「災難だったな。だが生きている。それを喜ぶことだ。しばらく安静になされよ。元帥と敵のことはそれからだ」 ブックマンは静かにもそもそと喋り、では私はリナ嬢を看て来よう、と言った。今回最もダメージを受けているのは彼女なのだ。精神的な傷は、外傷よりも大分治りが遅い。 ブックマンが立ち上がったところで、部屋のドアが開いた。吹雪の中出掛けていたくせに雪の欠片ひとつくっつけておらず、濡れてもいないアレンが顔を出した。相変わらずの人外だ。 「神田、もう起きてて大丈夫なのですか? お腹減ってません?」 「……ふざけんな、モヤシ。メシなんざ食ってる気分じゃねぇ」 「りんごなら食べられるでしょう。兎で良いですか? あまり高等なテクニックを要求されても困りますが、とりあえずネコ、イヌ、ゾウと、あとトリもできます」 「……何の話だ」 「剥いてあげますから。得意なんです。うちの妹は剥き方がかわいくないと食べてくれないんですよ」 「……普通でいいだろう」 「じゃ、オーソドックスに兎でいいですね。了解しました。すぐ持ってきますから」 「おいモヤシ野郎、俺は食うとは一言も」 神田の言葉をろくに聞き取らずに、アレンは行ってしまった。相変わらず読めない男だ。彼の嫌がらせと親切の境目の区別がつかない。見えない。 げんなりした顔つきでいると、ブックマンはじっと神田を観察し、それからアレンが消えた扉の先を見つめて、不思議な子だ、と言った。 「おぬし、随分と懐かれているようだな」 「……アレンのことを言っているのでしたら、つきまとわれて嫌がらせを受けている、という意味だと受け取りますが」 神田は溜息を吐いた。非常事態が起こっても、アレンはいつものままだ。何を考えているのか解らない顔をして、いつも通りに振舞っている。 だが彼は今回神田たちにくっついて来なくて正解だった。彼は人間だ。リスクが大き過ぎる。探索部隊の殉死はいつものことだった。彼らはあまりにあっけなくくたばっていくのだ。それらは膨大で、ひっきりなしだった。そこには悼んでいる余裕も時間もないのだ。 |